「ビッグアイズ」その瞳こそ知る、真実とは…

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HELLO!!!

前回のコララインのヘンリー・セリックからのティムバートンの
繋がりで今回もお気に入りのひとつを紹介します。

「BIG EYES」です。アーティストのお話です。

*このお話は事実からなるお話です。

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星段階での評価

評価:★★★☆☆
(星3つです!!)

見終わるまで実話だということを知りませんでした。

すごい作品だな、なんて思ったんですが
最後に実話だということ知って ぞぞぞ!! ってしました。

観たきっかけ

完全にジャケットの絵に魅了されました。

アーティストが題材の映画だと思っていましたが、
その時代の社会の背景などが映っていて、著作権、恋愛、嘘、本当…
とても関心の持てる話ばかりでした。

何を利用して観たか

 Amazon prime 字幕

多分 Amazon primeだと字幕しかプライムになってなかったです。
タイミングにもよるのかな。

登場人物

監督脚本 ティムバートン

ウォルーター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)

絵を描く才能はない。(いや、実際あるかないかもわからない)
しかし、得意のお喋りで商売の才能はピカイチ。

マーガレット(エイミー・アダムス)

絵の才能を持つ。
しかし内気な性格のせいか、自分の絵を自身を持って売りにだせない。

あらすじ

キーンと言うなのサインが入った絵、
「BIG EYES」で作家のウォルター・キーンは一躍、時の人となる。

しかしその絵は夫ウォルターが描いたものではなく、
妻マーガレットが描いたものだった。

富と名声を手に入れたウォルターは絵を売るためと言ってセレブたちと派手に遊び倒していた。
その間マーガレットは誰一人会うこともなく1日16時間、娘すら部屋に入れることをせず絵を描き続けた。

そして、10年…

感想・ポイント

出会いのデートでの違和感…

娘)あれ?何で絵を描いていないの?キャンパスが真っ白。
ウォルター)模索中だからさ

完全にこの言葉、行動に違和感がありませんか。
子供の見抜く力っていうのは本当にすごいですね。

ウォルターのキャンパスは永遠に真っ白です。
一度でいいからウォルターの描いた絵を見てみたかった。

絵に才能のある人。売るのに才能がある人。

キーンという名は…


君もキーン。僕もキーンだ。
これから一心同体だ。

マーガレットもウォーターに対し対抗もするが、
共犯者、グルだ。と言われたことに逃げれなくなっていた。

キーン夫妻はお互いの才能を認め合い、
お互いのためかと思いきや、
徐々にウォルターの強引さが引き出てくる。

しかし、内気なマーガレットの性格にうまく漬け込み
言葉巧みに自分の世界へと引き込み決してマーガレットに「NO」 と言わせない。

スーパーの買い出しで…


このシーン本当に怖すぎる。
自分で自分の首を絞めている。

アトリエに篭り自分の絵、自分しかいない空間に16時間。

スーパーに買い出しに行くも、
みんなの目が「BIG EYES」に見えてきてしまう。

終いには、
絵を描いている最中の鏡越しの自分でさえも
「BIG EYES」に見えてきてしまう。

母と子の姿

決して覗くな!と言われているアトリエを覗いてしまったジェシー(マーガレットの娘)

ジェシーも覗くまでは誰にも打ち明けず黙っていましたが、
「BIG EYES」は母が描いていたという現場を目撃し確信に変わった。

母と娘、お互いがそれをわかった瞬間…
私は親子の絆に涙しました。やはり本物の愛は強い。

そしてこの後のウォルターの気の狂い方。
私は嫌いじゃありません(笑)

部屋に逃げた二人を鍵穴から覗き
その鍵穴から火のついたマッチを投げる。

狂気すぎません!?怖っ
(ティムバートン好きそう〜)

裁判で絵を描け!!

裁判での審議中。
おしゃべりが楽しいウォルターはいつものように
ペラペラ嘘が止まりません。
でもいつまで経っても審議が決まらないので

裁判長が解決方法はただひとつ。絵を描いてもらう。


こう言った瞬間のウォルターの顔…
今まで見たことのない顔でした。

ペンを持ったり、考えたりしている(フリ)けど
決してキャンパスには触れることがなく、
ペンを持ち、いざキャンパスへ!と思った瞬間
肩が痛む〜!!とのこと…(笑)

はい。裁判終了!!
マーガレットの勝利!!

最後にわかった事実。
ウォルターは後に、一文無しでなくなりました。

最後に…

これが事実!?

見終わってから知りました。怖すぎます。

確かに、どちらにしても才能は必要。描く才能。売る才能。
そして仕事やパートナーはお互いの足りないところを補って成り立つ。
でもそこに欲が出てしまえばそれは一瞬にして終わりを迎える。

ウォルターは死ぬまで、自分が作者だ。と主張し続けたとのことです。

世の中的にはウォルターは嘘つきだったのかもしれない。
でもウォルターにとっては嘘こそ本当だったのかも。
とかって書いてる評論家の人を見かけますが、意味がわからん。

私にはウォルターの見方にはつけないな。

作品としてティムバートンぽくないな。
なんて思いましたが、奇人を取り上げているあたり…ね。
そして作品として決してウォルターを否定的に書かない。

そこら辺はティムバートンらしいなと勝手に思いました。

2021.06.25MAY

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