【実写版 ダンボ】母親の存在、仲間の存在をダンボを通して

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https://www.instagram.com/matchvs5/ 挿し絵は作者本人の手書き・オリジナルのものです。

HELLO!!!
今回は前回に続きティムバートンの作品実写版【ダンボ】について書いていきます。

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星段階での評価

評価:★★★☆☆
(星3つです!!)

すごく良い作品でした。
でも良い作品なだけで誰かに勧めるかと言われるとそんなにかな?とも思えてしまいます。なので今回星3つの評価にしました。
原作のダンボの内容を知らないのでわかりませんが、サーカス団にいる可哀想な象と言う意味では他の作品でも似たものはあるし、サーカスを題材にしている作品のよくある内容という印象です。

観たきっかけ

映画館で上映が決まったときは実写のダンボのリアルさ(動物だからリアルもクソもないんだけど…)リアルなのにちゃんと可愛げがあるのに引いてしまいあまり興味は出ませんでした。
前回見た作品 【ミス・ペレグリン】をDisneyプラスで観終えた時に次のおすすめ作品として【ダンボ】が出てきたので今回は同じ監督の作品ティムバートン繋がりで【ダンボ】を観ました。

何を利用して観たか

Disneyプラス
吹き替え版で観ました。

登場人物

ダンボ
主人公。象の赤ちゃん。本名は「ジャンボ・ジュニア」。サーカスの初のお披露目会の時に、ダンボ自身のくしゃみのせいで「ジャンボ・ジュニア」の看板が外れて「ダンボ」になってしまった。
最初はジャンボの子ということで「ジャンボ・ジュニア」と呼ばれていたが、母象と別れてからは母象のことを思い出さないように「ダンボ」と呼ぶことになった。

ジャンボ
ダンボの母親象。妊娠がわかりサーカス団の団長に買い取られる。ダンボの耳の大きさを客に笑われ自分の子をかばいサーカス中に暴れ回ってしまい、サーカス団から追い出されてしまう。

ホルト【コリン・ファレル】
この作品の第二の主人公。ミリーとジョーの父親。戦争で左腕をなくし、戦後サーカス団に戻ってくる。ホルトが戦争中、奥さんを流行り病で亡くしてしまう。戦争前は馬乗りで乗馬スターとして花形を勤めていたが、自分の子供たちを母親なしで養うために団長の判断で馬は売ってしまった。

ミリー【ニコ・パーカー】
ホルトの娘。サーカスの一員になる事拒み、将来は発明家になることに憧れを抱いている。研究することに熱心でダンボが羽で飛べることを発見し、仕上げたのも彼女のおかげだ。

ジョー【エヴァ・グリーン】
ホルトの息子。ミリーと一緒でダンボの気遣いダンボの良き理解者。

あらすじ

戦争や流行り病の影響でサーカスの経営は傾いていた。そんな中団長は傾いた経営を立て直すため、妊娠したメスの像を購入しサーカスへの投資を行う。生まれてきた仔象は巨大な耳を持ちみんなから失望されてしまう。
かつて乗馬スターだったホルトは仕事を失ったため象の調教師として働く。そこからホルト家族とダンボのサーカス団の物語は始まる。

感想・ポイント

ダンボと母親。ミリー・ジョーたちと母親。どちらもそばにいない母親への思いを被せながら物語を書いていてとても素晴らしいと思う。
内容はとてもわかりやすく、ヒール役もわかりやすく描かれている。何度も言うがわかりやすい。それがいいように言うと子供でも見れるし感動もする作品。しかし、悪く言うとながら見でも観やすい作品。

人間にとっても子供が母親に思う気持ち、動物が母親に思う気持ちは同じだ。それをすごく描くことができている作品だ。ダンボがサーカスに初めて参加した日。母親のジャンボはミスを犯してしまいサーカス団から追い出されてしまう。それを悲しむダンボの気持ちを察しミリーとジョーは様子を観に伺う。ジョーはジャンボのことを察し「ジャンボジュニア」とは呼ばずダンボと呼んであげる。
仲間がいる、仲間が必要というのしっかりと描かれているシーンです。
最初は人前に立つことを拒み、発明家になることを夢見ていた娘ミリーに呆れ、父親ホルトは「現実を見ろ、技の一つや二つできるようになれ」と厳しく接していました。しかしミリーとジョーのおかげで空を飛ぶことを身につけることができたダンボの姿を見てホルトの子供達への接し方も少しづつ変わっていきます。
書き方まとめ方が難しいですが、人情味あふれる作品で仲間の大事さ、何を選ぶか、など… とてもよく描かれている作品だと思います。

2023.8.3 MAY

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