映画「SING STREET〜未来へのうた〜」有言実行、夢を追い続ける事の素晴らしさを思い出させてくれる。

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HELLO!!! MAYです!!!

今日は「SING STREET」について書いていきます。

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星段階での評価

評価:★★★★☆
(星4つです!!)

学園もの・挿入歌というところからもう私にはドンピシャですね。
そして挿入歌サントラとしてもオシャレなんですが歌詞がまたいいです。

観たきっかけ

きっかけは以前紹介した、始まりのうたがきっかけです。

サブスクで観終えた後、おすすめに出て来ました。
んまあ、監督が同じだからですね。
始まりのうたも非常に好きな作品なので迷わずシングストリートも楽しめました。

何を利用して観たか

今回はNetflixで字幕で観ました。

多分タイミングによってはアマプラでも観れると思います。
吹替でも観たことがありますがどちらでみても良いかと思います。

登場人物

監督・脚本 ジョン・カーニー

コナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)
高校生の主人公、男の子。
家庭の事情でやむ終えず転校をする。

ラフィーナ(ルーシー・ボイントン)
大人びた魅力に主人公が一目惚れをする少女。
モデルを目指し、ロンドンへの夢を見ている。

ブレンダン(ジャック・レイナー)
音楽狂いの主人公コナーの兄。
コナーにとっては音楽の師匠にあたる。

エイモン(マーク・マッケンナ)
コナーのバンドメンバーの一人。
エイモンが居なければバンドも組めなかっただろうし、
こんなにいい曲が出来なかったと思う。
と、いうくらいバンドメンバーでは才能溢れる存在。

あらすじ

父親の失業が原因で、荒れた男子校に転校させられた主人公コナー。
家では両親が喧嘩ばかり、新しい学校に行けばいじめ、無駄な校則で校長からの呼び出し。

コナーの唯一の楽しみは音楽好きの兄ブレンダンと
隣国のロンドンのアーティストのMVを観たり、音楽を聞いたり、
そんな時間が彼にとっては最高だった。

ある日、街で見かけた少女、ラフィーナの魅力に一目で圧倒される。

コナーは 『自分のバンドのPVに出ないか』 とラフィナに口走る。

コナーは転校先で急いでバンドを結成したが、
ロンドンの音楽シーンを驚かせるPVを撮ることを決意。
猛練習、曲作りの日々が始まる。

感想・ポイント

・お兄ちゃんの存在
私も末っ子なので兄がどれだけカッコいい存在なのか、
それとは逆に反面教師としての存在価値がすごくわかります。

なにか不安な時や迷うとき兄の一押しがすごく力強いこと。

・家庭環境
コナー、ラフィーナそれぞれ複雑な家庭環境。

コナーは父が失業。
その影響で教育費カット。コナーは転校。
そしては母は愛人ができ、両親は別居。
住む場所もそれぞれアパート暮らしで行き来の生活。

ラフィーナは父は酒浸り、交通事故により事故死。
母は躁鬱病で病院を出入り。
彼女はいま児童養護施設で暮らす。

お互いが少しずつ心を開き打ち解けていくシーンと共に
お互いの家庭環境が明かされていく。

お互いのことを知るほどお互いの存在に気づく
好きということに気づいていくところにはすごく惹かれます。

・いじめっ子、いじめられっ子
転校生のコナーをずっといじめていた同級生バリー。
しかしバンドのメンバーに誘うことに。

お前は自分を特別だと思っている。たしかに異常だ。
でも僕らには共通点がある。
学校のはみ出し者だ。
ロディー役。腕っ節と喧嘩の強い奴。”


最初は聞く耳を持たなかったが、ロディー役が必用だということに納得し、
メンバーに加わることに。

最初から読める展開ではあったがこういう風にメンバーが集まるところ
すごくいいですよね。

けど少し残念だなと思うのがバリーのバックボーンが一切描かれていないこと。
確かにいじめっ子だからきっと荒れた家庭環境なのかな?とかあるけどそんなの偏見で…
多分監督が意図的にスポットライトを当てなかったんだろうけど
わたしはもう少しあってもなと思いました。


これ以降は登場人物の好きなポイントを紹介します!!

・エイモン
お父さんの影響で楽器が家に揃っていて全楽器が弾ける、クルーなキャラ。
クールなキャラなのにうさぎを大事に育てている、という謎なギャプ。

ラフィーナがロンドンから帰って来てしまって
ショックを受けていたコナーに対して

エイモン)なぜ信じない?

コナー)ロンドン行きは彼女の夢だし、
運命だったはずだ。でも捨てたら、運命じゃない。

エイモン)お前が連れて行けよ。

うぅ〜!!
ここのエイモンがめちゃかっこいいです。
君は何を経験してきてそんなかっこいい台詞が言えるんだ?
コナーと同級生なのか?  なんて思えてしまいます。

しかもこの後感動友情シーンかと思ったら
目の前でチャリが盗まれて追いかけてシーンが変わる。
そのシーンの切り替えもまたいいですよね。

・ラフィーナ
見た目の大人びた魅力もすごくあるんですが
ラフィーナがいうセリフもコナーより年上の子だけあってカッコイイです。

コナーのバンドの新曲を聞いて

楽しい曲も作ってね。笑いたいの。
“悲しみの喜び”を知って。

この後コナーは、ブレンダン・エイモンに
“悲しみの喜び”とは何か聞き猛勉強。

新しいPV撮影の時、泳げないのにリアリティーをだすために
海に飛び込むラフィーナ。

“作品のためよ。
何でもハンパはだめ、分かった?

コナーはきっとラフィーナのいろんな言葉、行動に
衝撃、刺激を受けたと思います。
ラフィーナの影響で少しづつ成長するコナーにも魅力を感じますね。

・ブレンダン
 コナーにとっての 人生・音楽の師匠

1番最初にも紹介したのですがお兄ちゃんです。
作品としてももちろんキーパーソン。

教育費カットという悲しい家庭環境で兄は大学を途中で退学し、
家庭環境の悪化のせいか家に引きこもりがちになる。

いつでもコナーのバンド・恋愛相談を受けてきたが、
日が経つにつれてブレンダンの気持ちは複雑だった。

親の別居が決まり、人生をやり直すためハッパをやめるブレンダン。
そんな時にコナーの無神経な発言に苛立ってしまう。

“俺のジェットストリームに乗って、お前は俺の切り開いた密林を辿ってきたんだ”

長男として生きてきたブレンダン。
自分の切り開いて来た道を追うように、
上手に世間を渡っていく弟に妬いてしまうのもわからなくはない。

もうこの時はブレンダンも妬いてしまうほどコナー、シングストリートは
眩しい存在までに成長していた。

最後のシーン、
コナーとラフィーナが船でロンドンに行くと言い出した時
コナーが最後頼ったのもブレンダンでした。

私はそこにも感動をし、
最後協力を受け入れ背中を押す、兄ブレンダンにも感動しました。


ブレンダンがコナーに最後

“歌詞を書いたんだ。まとまりがないがある男女の話だ。
いつか曲をつけてくれ。俺の代わりに…
いけ!前進あるのみ!”

ここでエンディングを迎えるのですが、
エンディングシーンと共にこの歌詞の曲が流れるんですが…

この歌詞が、兄ブレンダンが弟コナーに対する愛をすごく感じる。

この映画はジャンル分けしたら
青春映画、恋愛映画と分けられるのかなと思うけど
想像以上に兄弟愛がすごいです。

調べてみたら、監督のジョン・カーニーは兄への愛が
すごく強かったみたいです。
それがすごく伝わる作品、そしてそこがすごく魅力ある作品です。

今までお勧めしてきた作品も何ですがもちろんこれも曲がすごくいいです。
映画観終えたらやっぱりサントラ聞いちゃいます。
一週間くらいは…

それくらい作品も曲も魅力があります!!是非!!

2021.04.28. MAY

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