HELLO!!!
さぁ、今日はスタンドバイミーについて書いていきます。
なぜなら
5月28日に金曜ロードショー で久々にオンエアされるんです。
テレビを見る前の予習として皆さんこの記事を読んでいただけたらと思います。
星段階での評価
評価:★★★☆☆
(星3.5です!!)
(すみません0.5表示がわからず…)
いろんな青春映画を見ていますが、この作品が基準になっていたりパロディーとして使われていたり。
そのことからもわかるように何年経っても色褪せない作品だと思います。
観たきっかけ
映画好きな同僚から映画が好きなのにスタンドバイミー知らないとは?!
と驚かれて急いでみました。
何を利用して観たか
今回は Amazon prime で観ました。
初めて見た時は吹替でみました。
見る前は吹替は翻訳とあってないよって聞いてたんですが、
特に作品に影響がある感じはしませんでした。
今回この記事を書きたく
3年ぶりに、今回は字幕で作品を観たのですが
多少の日本の文化にわかりやすいように訳されていたりはしましたが
どちらで観ても作品には影響が出ないと思います。
なので観やすい方を選んでもらえれば◎
登場人物
監督 ロブ・ライナー
ゴーディ (ウィル・ウィートン)
主人公。12歳の少年。
物語を作る才能がある。友人の間では認められた才能。
スポーツマンである年の離れた兄を亡くし、両親は4ヶ月経った今も暗く沈んだままだった。
そんな両親を見て劣等感を抱いていた。
クリス(リヴァー・フェニックス)
ゴーディ含む仲良し4人組の1人。作品の中ではゴーディにとっての親友。
賢く、正義感がある彼だったが、
不良の兄、アルコール依存症の父親がいて家庭環境がよくなく、
その為自分の将来を悲観していた。
テディ(コリー・フェルドマン)
ゴーディ含む仲良し4人組の1人。
軍隊に入隊したことのある父を誇りに思っている。
しかし、戦争で心の病んだ父から虐待を受けておりストーブで耳を焼かれるという過去をもつ。
バーン(ジェリー・オコンネル)
ゴーディ含む仲良し4人組の1人。少し臆病者の太った少年。
あらすじ
弁護士のクリスが死んだ。
死亡記事を読んだ作家・ゴードンは12歳の時の出来事をふと思い返す…
クリスとゴードンは幼馴染みで、テディ、バーンとの仲良し4人組。
バーンが盗み聞きした噂話をみんなの元に持って来た。
ここ数日、街で行方不明になっている若者が列車にひかれ
森で野ざらしになっているというのだ。
第一発見者になれば、町のヒーローになれると考えた4人は「死体を探す旅」に出る。
死体探しの旅は、当時12歳だった彼らにとってはとても決意のある旅だった。
死体を探す旅を終えた後4人は疎遠になったが、
ゴードンは
永遠に彼らのことを忘れはしない。
あの12歳の時のような友達はもうできない。
と、作品に仕上げた。
感想・ポイント
・ザ王道 少年達の青春物語
ここ最近の作品にも影響を与えた作品だと思います。
基軸になった作品と言っても過言ではない。
まさに巷で有名な STRENGER THINGS とかは影響されているのがわかりますね。
余談ですが、STRENGER THINGSは他にも E.T やbacktothefutureなどを
パッロていたり影響を受けているなぁと感じています。
・いろんな立場で見ることのできる作品
1回目見た時は 青春映画 だな〜、
地元の怖いおじさんに怒鳴られ、番犬に追いかけられて。
みんなで何かに夢中になり旅に出て。などと思ってました。
でも2回目見た時は少し感じ方が違いました。
大人の言葉・行動がどれだけ子供達に影響をしてどれだけ子供たちの未来を狭くしているのか。
主人公のゴーディは完全にブラザーコンプレックス。
スポーツマンである兄にしか興味のない両親は、
物語を書くことが好きなゴーディには興味もなく侮辱していた。
それは兄が亡くなった後も続き、ゴーディの友達のことさえも差別し始めた。
テディは自分の父のことを非常に誇りに持ち、憧れを抱いていたが、
町の人からは全くそうではなかった。
実際、父は自分の息子(テディ)の耳をストーブで焼き、虐待をしていたり。
病院に入りきりだったからだ。
街でいたずらをしたときも、大人からそれをバカにされたり、ジョークにされたり。
クリスは非常に賢かったが、
家庭環境の悪さから周りからの偏見があり、学校の給食費がなくなったことがわかったときには
理由を述べる時間もなく即退学をくらった。
そんな事態に彼は苦しんでいた。
作品の中で彼は「誰も自分のことを知らない場所へ行きたい」と嘆く。
1回目観た時よりも私自身が大人になったのか
大人の言葉がどれだけ子供を悩ませてしまっているのか。
周りの環境、情報に左右されずその子と向き合う事の大切さを感じました。
・友達の存在とは
最後、街に帰ってきた4人。
ゴーディは「街が小さく、違って見えた。」と語る。
その言葉にはいろんな意味が考えられると思いました。
当時12歳、小学校を卒業したばかりだった彼らにとっては
住む街を飛び出て、子供4人で森の中で一夜を過ごし、
そして、死体を目の当たりにするという経験は大きな出来事だったと思います。
そういった出来事を成し遂げ、成長したということが
ゴーディのセリフに繋がってるのかなと私は思います。
中学生になり、彼らは学校では顔を合わすだけになった。
ゴーディは語りとして「よくあること。」と語っています。
しかし最後に
「永遠に彼らのことを忘れはしない。
あの12歳の時のような友達はもうできない」
と語っています。
持つべきものは何か、
たとえ疎遠になってもその時の思い出、出来事、そして友情は
永遠なんだと私たちに気づかせてくれます。
2021.05.14MAY
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