誰もが共感できる【私ときどきレッサーパンダ】

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HELLO!!!
今回はディズニーピクサーの【私ときどきレッサーパンダ】について書きます。

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星段階での評価

評価:★★★☆☆
(星3つです!!)

観やすく分かり易い作品です。
内容も割と誰でも共感出来る内容で 家族・友達・愛 などがテーマに感じました。
内容がある程度分かり易い分、先が見えてしまうのが少し残念に感じます。

観たきっかけ

前回書いた呪術廻戦を劇場で見たときにcmでやっているのを見て、この作品を知りました。【わたしときどきレッサーパンダ】という題名に驚きすごく印象に残りました。正直映画で観るような題名に感じなかったしだから何?感が強かったです。(本当に酷い感想です。すみません。)

がしかし、兄から勧められてディズニープラス限定ということを知り時間あるし観てみようということでこの間観ました。

何を利用して観たか

ディズニー プラス です。
cmは劇場でもやっていましたが、ディズニープラス限定配信みたいです。

登場人物

主人公 メイリー
アジア系の13歳の女の子。頭がよく、両親の言うことは絶対守り、親の決めた道の中で自由に過ごしてきた。友達との予定よりも家族を大切にし、伝統を大切に守ってきた。学校の先生などにも鬱陶しいくらい真面目と言われている。
しかしそんな彼女も 4★TOWN というアイドルが好きで友達とハマっており、親にはバレないように過ごしていた。

あらすじ

伝統を大切にする家庭に生まれ、親を裏切らないよう親の期待に応えようと頑張る13歳。テストでもいつも満点で、学校が終わると家にまっすぐ帰り家業を手伝っていた。

両親の前ではいつも真面目で頑張っている彼女だったが本当はみんなと同じように遊んだり、流行りの音楽を聞いたり、恋をしたり… 不満は無い生活をしていたがやりたいことができていないことにも少しずつ不満を抱えていた。

そんな中、本当の自分がわからなくなり感情をコントロールできなくなってしまう。悩んだまま眠りにいついた彼女が翌朝目が覚めると… なんとレッサーパンダになっていた!?突然のことに驚く彼女であったがその変身には驚きの秘密があった。

感想・ポイント

親からの言うことに絶対だったり、そこに不満はなくても自由がないなぁと感じている部分。自分の好きという感情を隠して過ごす生活。家族と過ごしてきた幼少期はみんなもこう言った感情を抱えながら過ごして来たかと思います。親から反対されるのが怖いから、友達との本当の話を親の前では嘘をついてしまう。そんなことにもぞかしさを感じてしまう。

なにが本当の自分の姿なのか、本当の自分は何がしたいのか…

私自身の家庭はそんな厳しかったわけではありませんが、学生時代の親との約束事、他の子との違いなど少なからずそういったことを感じることがありました。そう言った部分は誰しも感じる部分になるのではないかと思います。

メイ(主人公)が鏡の前で自分の怒りを沈めているシーン。私はそこがなかなかリアルで他のシーンよりもさらに共感をもちました。自分で自分の感情を沈めているシーン。

怒りや感情のコントロールがうまく行かないと毎度レッサーパンダになってしまうのであれば私はもう常日頃レッサーパンダだな… なんて思いながら見ていました。

時代背景もたまごっちを可愛がっていたり、みんなでカラオケ行こうぜ〜!っていうノリなど…   なつかし〜(キラキラ)たまごっち育ててくれてたのね〜(ミリアムへの愛)とすごい世代ドンピシャでした。一応時代背景としては2002年(今から約20年前)を描いているみたいです。

本作でも描かれていたように、実際自分(メイ)の思っている不満などは親が幼少期に感じていた不満だったりするのかもしれないですね。だからこそ子供のことを思い、その縛りを強くしてしまう。
「私だってこう言われて育ってきた。」「私だって我慢してきた。」その呪いの言葉「私だって…」永遠続きますよ。私自身、子供がいないのでまだどう言う感情になるかはわかりませんが、これはわりかし仕事でも当てはまりますよね。自分が後輩の時は先輩のいうこのセリフ。すごいウザかったな、なんて思いますがいざ自分が先輩になってみると… あぁ、言ってる。思ってる。ってね…   実際この作品が伝えたかった部分はここではないかもしれないけど私は少しそうやっても受け取れました。

言葉って大切だし、相手の言い分も聞き受けることが大切なんだなぁと…

日本版だと題名は【私ときどきレッサーパンダ】ですが英語訳だと【Turning red】。turning redとは翻訳すると怒ったり恥ずかしくなり「赤くなる」と言う意味みたいです。レッサーパンダは英語で【red panda】と言うみたいです。

2022.04.02. MAY

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